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雑学ブリッジ #1

「ブリッジ」のルーツは?

ブリッジの原型は「ホイスト」という切り札ゲーム。そのルーツは16世紀の英国までさかのぼることができます。

18世紀のロンドンでもてはやされ、ヨーロッパ中に広まったホイストは海を渡って、新大陸アメリカへ……。

20世紀に入り「ブリッジ・ホイスト」、「オークション・ブリッジ」など次々にホイストの改良ゲームが登場しましたが、これをもとに、アメリカの大富豪ハロルド・バンダービルトがさらに改良を加え、1925年、今のコントラクトブリッジの形が完成しました。

「ブリッジ」の語源は?

「ブリッジ」という名称がいったいどこから来たのかについては定説がありません。

 

ロシア語?
ある説では、ロシア流のホイストの名称が“biritch”もしくは“britch”だったので、英語で発音の似ている“bridge”になったのが起源、と言われています。

 

トルコ語?

もっとおもしろい説として、トルコ語で「1-3」を意味する“Biruch”が起源だったというものもあります。この説のストーリーは次のようなものです。クリミヤ戦争時代(1853-56年)、ロシア皇帝を支援していたイギリスの騎兵隊員たちが、捕虜にした若いトルコ兵に身の回りの世話をさせていました。イギリスの兵士たちはあるカードゲームが大好きで、そのトルコ兵は彼らのためにしばしばテーブルの用意をしなければなりませんでした。そのゲームでは、1人のプレイヤーは手札を広げてしまい、他の3人がプレイをするので、トルコ兵はゲームの準備をするときに“Biruch,sir?”(1-3をやりますか?)、とたずねました。これをイギリス兵が、“Yes, bridge.”と答えたのが始まりで、そのままゲームの名称として定着してしまったというものです。

 

Shhh!

ちなみにブリッジの原型のホイスト(whist)の語源は、古い英語の“shhh!”(しいーっ)という言葉だそうです。静かにプレイしなければならないゲームですが、きっと「しいーっ」と誰かが注意しないといけない場面がよくあったのかもしれませんね。

カードの枚数は“暦(こよみ)”を示していた

カード(トランプ)の由来については諸説あり、通説は確定していません。ただ、古来より占いに用いられてきたことはよく知られています。占いの道具として、カードには暦の意味が込められていたそうです。

 

例えば、

カード枚数が52枚であることは、1年が52週間であること

4種類のスーツはそれぞれ四季(13週)を表す

各スーツの数字は1~13までありますが、これを足すと“91”になり、ひとつの季節の日数を表す

ジョーカーを足した理由:52枚のカードの数字を全部足すと“364”になりますが、1年の総日数には

 1日だけ不足してしまいます。これを補うために生まれたのが“ジョーカー”なのだそうです。

   また、ジョーカーは“うるう年”を表しているとも言われています。

 

こう考えると、なぜひとつのスーツが“13”という半端な数なのかということにも説得力がありますね。

4つのスーツが語るもの

この4種類のスーツ(マーク)の起源は、タロットカードで日常に起きる出来事を占う“小アルカナの4スーツ”であるといわれています。小アルカナのスーツは、中世封建社会の身分制度を象徴して、ソード(剣-貴族)、聖杯(カップ-聖職者)、ペンタクルス(金貨-商人)、ワンド・ロッド(捧-農民)で、それぞれスペード、ハート、ダイヤモンド、クラブに対応しています。

  

  

【スペード】 【ハート】
スペード ハート
貴族と剣
冬、法律、困難、思考、行動力
聖職者と聖杯
春、愛情、家族、感情

 

【ダイヤモンド】 【クラブ】
ダイヤモンド クラブ
商人と金貨
夏、資産、経験、物質、労働
農民とワンド・ロッド(棒)
秋、仕事、行動、勇気、理想

 

ついでにもうひとつ!

は、国際試合で唯一使用が認められている4つのスーツですが、必ずしも世界共通ではありません!お国が違えばスーツもいろいろ。コップや貨幣、剣や旗、鈴がスーツになっている国もあります。

 

さらについでにもうひとつ!

クラブの英語はClubです。「こん棒」の意味。古くは農作業に使う先のまるまった長い棒のことでした。植物のクローバーではありませんので、外国の方と英語でカードゲームなんて時、間違ってもCLOVER!はナシですよ!ご注意を!

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