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青少年とブリッジ

ブリッジは、ルールやマナーを守りながら、パートナーと考える力や心をひとつにして勝利をめざすゲームです。そこには1人遊びでは得られない協調性や思いやりの心が育ちます。また、考え続ける中で青少年の知的好奇心がどんどん刺激され、「もっと知りたいという意欲」が達成感に裏打ちされた自信とともに育っていきます。

近年、コントラクトブリッジの簡略版といえるミニブリッジが開発されたことで、小学校低学年の子ども達にも、ゲームを通して友達と力を合わせる楽しさ、集中すること、論理的に考えることを教えることができるようになりました。

 

教師をサポートするツール“ブリッジ”

ブリッジは学校教育をサポートするツールともとらえられています。

ブリッジの特性を通して子ども達は、情報を収集して分析すること、目標を明確にすること、その目標に向かい戦略を立てて進むこと、相対リスクの概念、問題解決のための仮説の組み方といった「考える力」、自己コントロール、規則の尊重、他者とのコミュニケーションといった「心」、暗算や確率計算など「知識を活用する力」を自然に習得していきます。

子ども達、特に問題をかかえている子ども達-教師との問題や家庭の問題、成績不振、友達との問題-、さらには学校そのものを受け入れられなくなっている子どもたちは、数時間の手助けや個人指導では立ち直れません。しかし、ブリッジは子ども達が自分のかかえている問題を明確にして解決する力を育てると同時に、自分に対して持っているイメージを高め、学ぼうとする意志を取り戻す手助けをすることができるのです。

欧米教育現場からのレポート(WBF発表資料より)

現在、オランダやフランス、アメリカ、他、多くの国の教育現場でブリッジが教科として採用されていますが、学校関係者や教師から、「学習進度が遅かったクラスや子ども達の、学ぶ速度が上がった」「暴力やドラッグが蔓延する地域に住む生徒たちの関心が、健全なブリッジに向かった」「ブリッジをしている大学生たちが、確率計算や統計、分析などの講義に於いて優れた傾向をみせている」などの報告がWBF(世界ブリッジ連合)に寄せられています。

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