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ブリッジって、なに?

ブリッジって、なに?

コントラクトブリッジは、トランプゲームの中で数少ない、国際共通ルールが確立しているゲーム。「地域によってルールが違う」ということはありません。だから、世界中どこへ行っても、初めて会う人とでも、楽しむことができるのです。

2対2のダブルス戦です

4人のプレイヤーがN−S(北・南)、E−W(東・西)の2チームに分かれ、ペアで戦います。時計まわりに1人1枚ずつカードを出し、最も強いカードを出した人が勝ちです。この1回の勝ち負けをトリックといいます。ゲームの目的は、役を作ったり絵札を集めたりすることではなく、「トリックをたくさん取ること」。使われるカードは52枚ですから、1人ずつ13回カードを出すと手持ちカードがなくなります。この13トリックのうち、自分とパートナーが相手のペアより多くのトリックを取れば勝ち、というのが基本的なゲーム運びです。

 

 

    

「オークション」と「プレイ」の2つで成り立っています

基本的なゲームの進め方はこのように簡単なものですが、実はプレイを始める前に、「オークション」によって「切り札」「ディクレアラー(親)」「獲得するトリック数」を決めなくてはなりません。この「オークション」こそコントラクトブリッジの醍醐味といえるでしょう。
各プレイヤーは、自分に配られたカードを見て「どのスーツ(マーク)を切り札(あるいは切り札なし)にして、いくつのトリックを取るか」を順に宣言(ビッド)して競り上げていきます。
そして最後の一番高いビッドが「コントラクト(契約)」となり、そのスーツを最初にビッドした人が「ディクレアラー」、そのパートナーは「ダミー」となります。「ディクレアラー」側はコントラクトどおりのトリック数を取れば勝ち、取れなければ相手側の勝ちとなります。

知的で社交的なゲームです

コントラクトブリッジでは、単純なトリックテイキングゲームを「運の要素を極力排除し、技術を競う公平で知的なゲーム」とするために、「オークション」をはじめ詳細なルールが決められていますが、初めからすべてを覚える必要はありません。まず参加して楽しんでみてください。オークションの過程や場に出されたカードから相手の手の内を読み、最善の戦略を組み立てていく…。推理力や記憶力、集中力を駆使した戦いが、静かに、しかしスリリングに繰り広げられます。やればやるほど知的好奇心が刺激され、面白さが増す──そんな奥深さがブリッジの魅力です。
もうひとつの大きな魅力は、2対2で対戦するという点にあります。ルールを守りながらパートナーとうまく情報交換し、協力し合わなければ良い結果は得られません。そこにおのずと思いやりの気持ちが生まれ、また楽しみをともにすることによって、初めて出会う人ともすぐに仲良くなれる…、欧米では「社交上必須のたしなみ」とさえ言われるゆえんです。

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