テレビゲームより、仲間がいる分、
ブリッジのほうが面白い
昨年のGWからブリッジを習い始めた藤也くんと悠真くん。最初は母・吏奈さんと一緒に、ミニゲームをする体験教室からスタートし、今ではミニブリッジのルールをマスター。「橋之介ミニ道場」が開催されるときは、ほぼ欠かさず通っている。 「前はゲームと言えば、テレビゲームぐらいしかしてなかったけれど、ブリッジを始めたら面白いんだよね~」と、藤也くん。初めて半年後、夏の横浜大会で優勝するほど、みるみる上達した。 |
それも、身近に弟・悠真くんという、良きライバルでもあるパートナーがいるから。お互いにどんな手でプレイしたかを話し合ったりすることもあるそうだ。 「日曜日に四谷ブリッジセンターに来て、プレイするのが楽しみ。その日初めて会った子もいるけど、そんなこと関係ないよ。みんなとすぐ仲良くなれるし」と、悠真くん。 藤也くんは強くなるために、教室に通っていると明言。 「学校ではブリッジで遊べないけど、ここに来たら、いっぱいプレイできる。あと、いっぱい試合をやらないと、うまくならないと思う」 夢はジュニア代表になって、世界選手権への出場だ。 |
初めて3ダウンさせたとき、
「やった~!」って、すごくうれしかった
「ブリッジのどんなところが面白い?」と、藤也くんに聞いてみると、「頭を使うところ!」と、頼もしい答えが返ってきた。 「自分が立てた作戦通りに勝てるのが、一番うれしい。初めて相手を3ダウンさせたときは、すっごくうれしかった。横浜の大会では、弱いカードだったのにプラス200で勝てた! 頭を使うと勝てるのが、ブリッジのおもしろいところだよね」 一方、悠真くんはペアを組む仲間(パートナー)とのやりとりが面白くなってきた様子。 「テレビゲームは1人で戦うけど、ブリッジは2人で相手に立ち向かうでしょう。これって、今まで遊んできたゲームにはなかったこと」。 1人でやるテレビゲームならば、気に入らないゲーム運びだったらリセットできる。だが、4人で、しかもペアを組んで戦うブリッジは、自分勝手にリセットしたり、降りたりはできない。テレビゲームより不自由な分、かえって面白さを小学生たちは敏感に感じとっているようだ。 |
現在、福原家のプレイヤーは母の吏奈さんと、藤也くん、悠真くんの3人。来年からは妹の桜子ちゃんもブリッジ教室に通いたいと話しているとか。 「家族のうち4人、ブリッジができるようになれば、うちでも遊べるでしょ。僕たち、ママと一緒にもっとブリッジがしたいんだ。だって、いつも負けてばっかりだから……。もっと試合をして、強くなって、早くママに勝てるようになりたいです」(藤也くん) |
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福原藤也くん
(小学4年生 写真中央左)
悠真くん
(小学2年生 写真中央右)
母 吏奈さん
妹 桜子ちゃん
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福原家で最初にブリッジを始めたのは、母である吏奈さん。自身もブリッジ教室に通って、面白さが増してきたので、藤也くんと悠真くんもジュニア向け体験レッスンに参加。今では二人とも、「次の日曜日は、ブリッジに行く?」と聞くほど、楽しみにしているとか。 来年からは、末っ子の桜子ちゃんも小学生になるので、兄妹3人そろってブリッジを習う予定。 |
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「ジュニアの日本代表をめざす!」と、夢を話してくれた藤也くん |
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