ブリッジは身につけるべき教養の一つ。サロンに講師を招いて、ブリッジを習う
「エチケットと社交術を身につけ、誰とでも豊かな会話ができるのが紳士であり淑女。コントラクトブリッジはまさに社交のための教養の一つです」と話す、小林朋子さん。主宰するサロン「ロザリウム」では、月に一度、日本コントラクトブリッジ連盟(JCBL)から紹介された講師を招き、ブリッジの講習会を開いている。
講師を務めるのは、ベテランプレイヤーでもあり、カルチャースクールや大船ブリッジセンターでも講習会を受け持つエレガントな伊達愛子先生。ブリッジ講習会は、先生の講義からスタートし、本日のテーマはオープニングリード。講義の間、盛んに質問が飛びかい、かなり熱が入っている様子がうかがえる。
今回参加されたのは、小林夫妻のほか3夫妻。“夫婦そろって”が社交の基本だと、サロニエールである小林さんが考えているからだ。
「夫婦単位で楽しめる趣味はテニスやゴルフなどスポーツには多いけれど、室内ゲームではブリッジが最適ではないでしょうか。年齢や体力に関係なく、一生続けられるところも大きな魅力のひとつだと思います」
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講義の後はいよいよ実践。
夫婦でペアを組んでゲームを楽しむ
伊達先生からオープニングリードの基本を教わった後は、いよいよ実践。先生の指導を受けながら、2つのテーブルに別れて競い合う。2テーブルのチーム戦で、1番テーブルのNSと2番テーブルのEWがチームメイト、2番テーブルのNSと1番テーブルのEWがチームメイトで同じ手をプレイし、結果で勝敗を決める。4人しかいない時はラバーブリッジで遊ぶのが伝統的なブリッジ。たびたび映画にも登場するやり方だ。 気心の知れた仲間うちだから和気藹々。 |
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小林朋子さん
ご主人の俊一さん
「古来、西洋ではサロニエール(サロンを開く女性)の個人的なサロンに集い、優雅な時を過ごしながら教養を伝授してきました。そんな場を日本でもつくりたいと、鎌倉の自宅にロザリウムを開いたのです」と、小林朋子さん。西洋社交界に慣れ親しんだ彼女が「身につけるべき教養の一つ」と位置付けているのが、コントラクトブリッジ。ご主人の俊一さんの協力のもと、講師を招き、ロザリウムでの講習会をスタートさせた。
ロザリウム
http://www.rosarium.org/index.html |
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