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橋之介のブリッジれぽーと

橋之介のブリッジれぽーと(3)


 
橋之介です、よろしくね!
みなさん、こんにちは!ボク、橋之介。
ブリッジを習い始めたばかりなんだよ。まだよくわからないけど、とっても楽しいよ。
今日のれぽーとは、前のブリッジれぽーと(2)のつづきだよ。


注)NECブリッジフェスティバル:毎年2月、横浜市のパシフィコ横浜で開催される国際競技会。第10回を迎えた2005年は16カ国約250名が参加。2006年は2月7日~12日に開催決定。
 
   
再びNECブリッジフェスティバル体験教室会場
 

お昼を食べて体験教室に戻ったら、朝よりたくさんの人が集まってた。
「橋之介君、いらっしゃい。このテーブルは3人だからこちらにどうぞ」愛子先生がにこにこしながら案内してくれた。朝一緒だった健君がいる。

 

「やあ、こんにちは。また会ったね!」うれしくなって健君にあいさつした。
「さっきお父さんとお母さんは買い物していたんだ。お昼を食べたとき、ボクがブリッジはとってもおもしろかったって言ったら、じゃあ一緒に習おうかなって来てくれたんだ」そうか、この人たちは健君のお父さんとお母さんなんだ。
「はじめまして。ボク、橋之介・マクブリッジです。さっき健君と一緒だったんです」
「はじめまして、橋之介君。あなたのことを健から聞いていたところよ。私たちは初めてだから、ふたりともお手やわらかにね」やさしそうな笑顔で健君ママが言った。
NECブリッジフェスティバル体験教室会場
 
さっそく健君一家とボクでミニブリッジをはじめた。最初は、健君とママ、ボクとパパが組んで、ボクたちがさっき愛子先生に教わったことをパパとママに教えることになった。ボクたちがもうだれかに教えるなんて、なんだかすごいなあ。ボク、ちょっぴり得意になっちゃった。だけど、パパとママは大人だからボクたちが朝教わったことは、あっという間に覚えちゃったみたい。

それで今度は、健君とボク、健君パパとママが組むことにしたの。最初のディクレアラーはボクの右手の健君ママ。ママはダミーとにらめっこして「 がたくさんあって、ゲームができそうだから、4にするわ」と宣言した。ボクのリードだ。
 

うーん、どれを出そう、って考えていたとき、ちょうど愛子先生がやってきた。
「今度はリードの約束を少し覚えてみましょうか。まずは好きなカードを出してみましょう」ボクはダミーのが弱そうだから、自慢のをリードした。
ママは「をお願いします」と言ってパパが を出すと、それが勝ったのを見て、ちょっとびっくりしたみたい。あ~、ボク、 もあったのに損しちゃったな。ママは、きっとAも持ってるんだ。その後、ママは切り札を集めて5メイクした。
「じゃあ、全員の手を広げてみましょう。」愛子先生が言った。

 
「橋之介君はが立派なスートだったのでを出したかったのよね?でも、 とたくさん絵札を持っているから、小さいカードを出すと、今みたいに損をしてしまうこともあるわね」愛子先生がやさしく言った。「だから、絵札が3枚以上続いているときは、一番上を出しましょう」
「損をしちゃったのはわかったけど、どうして一番下じゃなくて一番上なの?」ボクはよくわからなくて、愛子先生に聞いてみた。
「一番下を出したら、例えば と続いているときに10を出しても、パートナーには一番上は何かわからないでしょう?だから、パートナーとの約束事として、一番上を出すのよ。そうすれば健君には、 の下に最低でも があるなってわかるでしょう」
「なーるほど、そういうふうに出てきたらよくわかるね」健君は感心して手をぽんとたたいた。
 
「でも3枚しかない場合は、例外として絵札が2枚続きでもいいのよ。橋之介君がもしを出したいと思ったら、 だから を出しましょう。ただ、この場合はが橋之介君の自慢のスートだから、 の方がずっとよいリードね」愛子先生の説明が続く。
「そっか。すると、絵札が出てきたからといって、必ず下に2枚の絵札があるわけじゃないんだね」健君は即座に反応した。
うーんと、えーっと、もともと3枚のときは例外ね。健君は頭の回転が速いなあ。

「じゃあ、絵札が1、2枚のときや絵札がないときは、何をリードすればいいんですか?」健君パパが質問した。
「これも約束事として、4枚以上の長いスートからは4番目を出します。絵札が続いていないので、パートナーに期待しましょう。それから、くず札2~3枚のときには一番上のカードを出します。そうすると、絵札を持っていませんよ、というパートナーへの合図になります」愛子先生はゆっくりと説明した後、少し例をあげてくれた。

最初はまた頭がパンクしそうになっちゃったけど、だんだんわかってきた。長いスーツは4番目をだすから「フォースベスト(Fourth Best)」、くず札の時はトップカードからだすから「トップ・オブ・ナッシング(Top of Nothing)」なんだ。それと、なるべく自慢のスートからリードする! これがオープニング・リードの約束なんだ...。
ついさっきまではディクレアラーじゃないとつまんないって思ってたけど、ボク、早くリードしてみたくなってきちゃった。それにしても、英語を知っててよかったあ。はじめて聞く言葉でブリッジ用語を覚えるんだったら、とっても大変だろうな。

「では、また続けてみてくださいね」愛子先生はそう言って、隣りのテーブルに移っていった。
 
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